一月ほど経ってしまいましたが、9/26,27に開催されたDiscovery Hackathon 2020に参加しました。今年はコロナの影響もあり、オンライン開催となりました。テーマは 「あたりまえ」をハックせよ でした。4人でチームを作って参加しました。(結果から言うと賞はありませんでした)
200M

作ったもの

今回「200M」という、「相手の空間をのぞけるカメラ」を作りました。テーマっぽく表現すると「空間のあたりまえをハックした」ものです。

発表資料-動作概要

1対1でビデオ通話する際、相手の顔は平面的に見え、実際に対面で話す際の3次元的な情報とは差異が発生します。そこで、「200M」では一方がカメラを様々な視点で覗くと、相手のカメラが移動することで、あたかも対面しているかのような視点を再現しました。

動作中の画像はこんなこんな感じ↓(GIF)
通話先の相手の顔の位置に応じて動くカメラ

システムとしては以下の画像のものです。私はラズパイでカメラを左右に移動する部分を作りました。フロント担当のメンバーに顔の位置認識を実装してもらい、その位置情報からkeiganモーターの回転数を決めて、カメラを紐で左右に移動させました。本来はカメラの角度と倍率を調節したかったのですが、モータとカメラの接着部が重みに耐えらず、何度も破損しては修正を繰り返すうちに終了時間が来てしまい、実装できませんでした。

発表資料-構成案

所感など

結果としては、最初にも書いた通り賞はもらえませんでした。一方で審査員長が気に入ってくれた作品として終了後にコメントをくれたので、自分としては審査員長賞をもらったものと思い込んで納得させています。そろそろハッカソンで賞をとりたい。。